CTR
🗂️ 読み方
「シーティーアール」または和訳して「クリック率」と呼ばれます。
🏷️概要
Click Through Rateの略称です。
検索結果や広告、リンクなどクリックを期待する要素が表示された回数に対して、実際にクリックされた割合を数値化した指標です。
🔎 ひとことで
「見た人の何%がクリックしたか」です。
🧱 構造定義
CTRは、PVによって形成されたWebサイトとユーザーの関係モデルの第二段階と言えます。
Webサイトがユーザーに「見られた」第一段階から、ユーザーに「関心を持たれた」へ進展した段階です。
📖目的
クリックは閲覧者の能動的なアクションです。
能動的なアクションは「少なくとも関心を示した」という根拠の一つとして、分析・改善に繋げることが可能です。
CTRは「クリックされた割合」だけの数値ですが、ユーザーとの関係形成モデルにおいて重要な役割を持ちます。
🧩 CTRの位置づけ
重要な点として、先に述べた通り、CTRはあくまで「クリックされた割合」だけの数値であるということです。
例えば、広告のCTRは、広告先の商品の購入率を保証しません。クリックした先ですぐ閉じられたとしてもCTRは上昇します。
購入率や契約率など、最終的な成果につながった割合は、CVR(成果率)という別指標で表されます。
CTRはUI・文言・配置・導線設計など、構造的要素の影響を強く受ける指標です。
| 指標 | おおよその意味 |
|---|---|
| PV(閲覧数) | 見たユーザーの数 |
| CTR(クリック率) | 関心を持ったユーザーの割合 |
| CVR(成果率) | 選んだユーザーの割合 |
🧪 目安
CTRの目安は媒体・表示位置・目的によって大きく異なります。例えば一般的に
- 検索結果 → 1〜5%程度
- メール → 2〜10%
- 内部リンク → 10%以上もあり得る
- 広告 → 1%未満も普通
とも言われています。そのため一律の平均値ではなく、同一条件下での比較や推移を見ることが重要です。
そしてこれは構造の改善や設計の再検討で向上を見込めることがあります。
⚙️方法論
クリックの取得には、大きく2種類があります。
- クリックイベントとして記録する
- URLパラメータを用いて遷移経路を識別する
現在では2番目の方法が広く採用されています。
リンクを用いる方法の大きな利点は、リンクに固有情報を付加して、クリックによるユーザーの移動経路を詳細に知ることができることです。
💻 補足
CTRはWebサイトの種類によって意味が異なります。
例えばブログサイトでは関連記事への移動が、物販サイトでは商品の詳細閲覧が、それぞれCTRに反映されます。
