インクルーシブデザイン
🗂️ 読み方
いんくるーしぶ でざいん
🏷️概要
年齢・性別・障害の有無・文化的背景などの違いを問わず、できるだけ多くの人が利用できるように設計する考え方です。
🔎 ひとことで
「多様なユーザーの状況を考慮し反映した設計」のことです。
🧱 構造定義
インクルーシブデザインは「誰も排除しないユーザー体験」を作るための設計思想です。
📖目的
インクルーシブデザインの目的はズバリ「より多くの人に、より良い体験を提供すること」です。
多様性を想定することで、多くの人が利用可能になり、結果的にユーザー層の最大化に寄与します。
また、制約のあるユーザーを起点とすることで、結果的に直感的でわかりやすい設計になり、本質的な使いやすさの向上も期待できます。
🧪 特性
前提
従来のデザインは「典型ユーザー」つまり特殊な事情や背景を持たないユーザーを前提として設計されがちでした。
インクルーシブデザインでは
- 視覚障害
- 聴覚障害
- 操作の制約(片手操作など)
- 環境の制約(不安定な通信環境など)
といった、ユーザーが置かれうる多様な状況を前提に設計します。
エッジケース起点
使いにくさが健在化しやすいユーザーの想定から考え、設計に反映することで、結果的に全ユーザーにとって使いやすくなるという発想が大きな特徴です。
- 音声読み上げ対応
- 大きなボタン
「平均的なユーザーには十分。しかし非常に視力の弱い人にはどうだろう」と、極端な場合(エッジケース)を最初から考慮するのが、インクルーシブデザインの定石の一つです。
⚠️ よくある誤解と注意
- 「インクルーシブデザイン=障害者向け」ではない
- 最もよくある誤解ですが、インクルーシブデザインは全ての人の多様性を含む概念です。
- 片手が塞がっている状態での操作など、一時的な制約も考慮対象です。
- 完全最適は不可能
- すべての人に100%最適な設計は現実的ではありません。
- 優先順位とバランス設計が重要になります。
